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労働組合のトップに、どうやってなったの?~現在、労働組合のトップをしている経験から~

労働組合のトップに、どうやってなったの?~現在、労働組合のトップをしている経験から~

私は労働組合という組織のトップをしています。

自己紹介してよく聞かれるのが、

「どうやったら労働組合のトップになれるんですか」

という純粋な質問。

不思議な組織のトップだと、不思議すぎるんでしょうね。

多くの人に聞かれる質問の答えを書いたので紹介します。

労働組合のトップに、どうやってなったの?~現労働組合のトップの経験から~

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労働組合とは?

まずは、労働組合について簡単に紹介します。

厚生労働省のHPには

「労働組合は労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体です。
 労働者が団結し、使用者と団体交渉を行い、ストライキ等の団体行動をする権利は、憲法第28条で保障された基本的な権利です。」

と書かれています。

労働組合は、労働者が自主的に作った組織です。

活動に関わるお金は、加入している組合員から組合費として徴収することでなりたっています。

労働組合の組織は?

日本では、会社単位で労働組合が組織されているところが多いんです。

なので、労働組合の加入メンバーはその会社の社員で構成されています。

私の労働組合も全員同じ会社で働いているメンバーなんですよね。

社員がお金を出し合い、社員の中から役員を選び、組織を運営しています。

組織を運営するのに欠かせないのは、人とお金です。

どのくらいの人が加入しているの?

労働組合のメンバーは会社の平社員で構成されていることが多いです。

労働組合によって、対象となるメンバーは異なりますが、一般的には管理職は対象外です。

私の会社ではほぼ100%の平社員は労働組合に加入をしています。

ちなみに、日本で労働組合に加入している数は、厚生労働省によると平成25年時点で987万5千人と報告されています。

推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)は、17.7%なので、8割以上の労働者はなんのことやらという組織なんです。

労働組合の役員はどうやって決まるの?

組織を運営する役員はどうやって選ばれているのか紹介します。

私が属している労働組合では、役員は一定の期間でローテーションしていきます。

退任する人が出てくると、新しい役員をスカウトしにいきます。

一本釣りで、後任者を選んでくるんです。

候補者に

「次は、お前がやってくれないか」

と頼むんです。

このスカウトがなかなか大変。

仕事にプラスして労働組合の活動もするので、引き受けるには覚悟が必要なんです。

交友関係のある他の労働組合もこのスカウト形式をとっているところが多いので、後任者の話題は労働組合の役員をしている人には共通の悩みになってます。

私が労働組合に関わるきっかけは?

私は採用試験を受け、内定をもらった会社に営業職として入社しました。

入社したときには、労働組合という存在もまったく知らず、むしろ怪しい組織だなとも思っていたんです。

なるべくかかわらないように、会社人生を送っていました。

そんな私の転機は、とても仕事ができて尊敬していた先輩から、労働組合の役員をやってみないかというお誘いでした。

ちなみに、労働組合には、労働組合の仕事しかしない「専従」と仕事をしながら労働組合の活動をする「役員」がいます。

この先輩は、会社の仕組み、方針、決算などを詳しく知っているし、人脈が広く多くの人から信頼されていたんです。

その先輩が自分が成長できたのは労働組合のおかげって言うもんですから、尊敬する先輩に一歩でも近づきたいとの思いから労働組合の役員を引き受けました。

労働組合のトップになった経緯は

私の組織では、労働組合のトップは「委員長」と呼ばれます。

平役員から委員長になるまでは

平役員→副支部長→支部長→中央執行委員→中央執行副委員長→中央書記長→中央執行委員長

という6ステップがありました。

全てのステップアップは、周りからやってみないかというお誘いにたいして「Yes」と引き受け続けた結果のみ。

ちなみにステップアップするために、工夫したことなんてありません。

ただただ、目の前の仕事に全力で取り組んでいただけ。

なので本当に不思議な縁だなって思います。

入社当時には知らなかった組織のトップをしているんですから。

まとめ

この説明をすると、「ふーん」というそっけない返事が返ってきます。

もっとドラマティックな答えを期待していたんだと思いますが、こんなもんです。

私の知り合いの労働組合のトップも、私と同じようなステップを踏んでます。

そう、「Yes」と言い続けた結果、トップになってるんです。

労働組合も人が集まった組織。

人が集まってできた組織は、人が人を選んで役職をつけます。

そして、組織があれば、トップに経つ人がいるだけ。

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