残業の上限について、大筋合意がなられましたね。
月の上限が最大で100時間については、様々な意見が飛び交っております。
せっかくなんで、月に100時間残業した時の1日をイメージしてみました。
いやー、月に100時間の残業ってやばいですね。
目次
月100時間の残業ってどんな働き方?
月100時間の残業だと
1ヶ月に働く日数を20日とすると、1日平均5時間の残業となります。
通常に働く時間の8時間と合わせると、1日13時間労働。
働いている時間だけで、13時間です。
東京の平均通勤時間は片道58分なので、通勤に2時間かかっているとします。
また、お昼休みが1時間あるとすると、仕事のために15時間拘束されていることに。
働く時間が1日の60%以上。
1日のスケジュールにしてみると
睡眠時間を6時間、働く時間が15時間として勝手に趣味レーションしてみました。
7:00 起床 朝ご飯、出社準備
8:00 家を出発 1時間かけて会社へ
9:00 会社へ到着仕事を開始
22:00 仕事が終了
23:00 家に到着。晩御飯、お風呂、家事など
25:00 就寝
いやー、サラリーマンといえども、こんな日が毎日続いたら・・・。
気がめいっちゃいますよね。
自分の時間は1日3時間だけ
営業職のときは、似たような生活リズムだったことを思い出します。
家を7時に出て、駆けずり回って、家には22時着。
拘束時間は15時間。
家では、寝てるか、ご飯食べているかだけ。
妻が専業主婦なので、家事をほぼ任せていましたがそれでも妻や子供の相手をする気力もありませんでした。
振り返ると、よく家庭崩壊しなかったなと思います。
きっと、妻のおかげですね。
ちなみに、今は定時退社を心掛け、家事・育児にもしっかり参画しています。
まとめ
残業時間の上限はは年間では720時間(月平均で60時間)となりそうです。
毎月100時間の残業を1年間続けることはありません。
ただ、労使間で協定を結べば、1日平均3時間の残業をさせることはできます。
残業をすればするほど、自分と家族との時間が奪われていきます。
働くことも重要ですが、自分と家族も重要です。
1度使った時間は2度と戻ってきません。
国や会社に任せずに、自分の時間をどんな風に使いたいのか考え、工夫し続けることが大切だなと思います。
自分を救えるのは、自分だけですから。
労働組合の委員長として、残業の上限についてふと思ったことでした。
残業しているとやばいかもって気づかされる本
もう1つ読んでみてはいかがですか?
・「夜8時以降の残業禁止」の記事から自分の働き方を見直してみる
コメントを残す