秦本幸弥さんが書かれた「本日、職業選択の自由が奪われました」を読みました。
タイトルに魅かれてジャケ買いをしたんですが、働くことについて考えさせられた本でした。
働くことって何なんだろうなって疑問に思っている人は、気晴らしに読んでみることをお勧めします。
目次
「本日、職業選択の自由が奪われました」by秦本幸弥さん
あらすじは?
時は未来の日本。
「雇用安定化法」が策定され、働かないことが許されない時代となったお話し。
「雇用安定化法」により、国が働く会社を強制的に決めてしまうので、自分で職業を選べなくなりました。
この時代に、主人公は、希望した職業につけず、就職した会社もブラック企業で、どうやって未来を切り開くのか?
主人公の奮闘ぶりを楽しめる本です。
考えることが未来を切り開く
このような時代でも主人公は、自分が就きたい職業に就くために奮闘します。
法律だから仕方がないとあきらめることもできますが、あきらめてしまえば自分の夢なんてかないません。
しかし、主人公はあきらめが悪く、何かできないかを、考えします。
思慮が足りずに、どんどん窮地に追い詰められていきますが、最後まで考えることはあきらめないんです。
あきらめずに、行動し続けることで未来は開けるという勇気をもらえます。
こんな時代だから、会社の決まりだから、サラリーマンだからって理由をつけてあきらめることも簡単な時代です。
でも、自分のやりたことがあるのなら、制約があるなかでも考え続ける必要があるなって学べます。
辛い経験も無駄にはならない
主人公は不遇の時代を過ごします。
行動力や助けを得て、自らのあこがれの仕事に就ける状況までたどり着きます。
しかし、主人公は不遇の時代を経験したからこそ、自分の使命を見つけ、新たな仕事をしたいと考えるんです。
不遇の時代は、一見無駄な時間に見えるかもしれません。
しかし、つらい時代を経験したからこそ、自分がやりたいことが見えてくることもあります。
自分の使命が見つかることほど、仕事が充実することはありません。
私も、自分と家族を犠牲にして10年間働いていました。
死に物狂いで働いてきたからこそ、今ではサラリーマンが幸せに働ける環境をつくりたいと思いました。
私と同じようにサラリーマンは自分を犠牲にしても働かないといけないと思い込んでいる人を救いたくて。
これも、つらかった10年間がなければ思わなかったことです。
まとめ
今の職業は縁があって働いていると思います。
でも、最初の縁に縛られる必要はありません。
独立する人も増え、転職環境も整い、自分の努力しだいでやりたい仕事に就ける時代です。
家族のために、好きでもない仕事をしている人。
ぜひ、この本を読んで、自分の仕事を見つめなおしてみてはいかがですか?
「本日、職業選択の自由が奪われました」をチェックした人はこちら
もう1つ読んでみてはいかがですか?
・「10年後、君に仕事はあるのか?未来を生きるための雇われる力」by藤原和博さん〜
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