労働組合の意思決定が遅い理由は?

労働組合がある会社では、

社員の人の中で

「なんで労働組合は決定に時間がかかるの?」

という疑問をよく持ちます。

会社から提案があって、その決定をするのに早くて半年。

私の労働組合では、1年かけて決定をしていきます

なぜ、労働組合では意思決定に時間がかかるのか紹介します。

労働組合の意思決定が遅い理由は?

会社の意思決定では?

会社ではリーダーが決定権を持っています。

なので、リーダーは自らの意思で物事をきめられます。

執行役会など会議をすることもありますが、執行役に決定権があります。

だから、リーダーは即断即決ができます。

変化が激しい中では、むしろリーダーのスピーディーな決断力が求められますよね。

労働組合の意思決定は?

これは私の労働組合の話ですが、1つのことを決めるのに早くて半年。

普通で1年、長いと2年はかかります。

会社の意思決定と労働組合の意思決定のスピードには差がありすぎ。

では、なぜ意思決定のスピードが遅いのか説明します。

なぜ決定のスピードが遅いの?

労働組合の意思決定スピードが遅い理由は、労働組合の意思決定の仕組みにあります。

労働組合のトップは物事をどのように進めるかの決定権、いわゆる執行権を持っています。

しかし、労働組合としての意思決定をする決議権は持っていません。

何か決定する時は、中央大会や中央委員会である決議機関で決議する必要があります。

私の所属する労働組合では、職場で選ばれた「代議員」が採決をします。

決議までのステップは?

私の組織では、代議員がメンバーの意向を反映して決議することができるようにいくつかのステップを踏みます。

第一ステップとして、決めたいことの概要をメンバーに説明し、メンバーの意見を聞きます。

100を超える職場で説明をするので、説明だけで1〜2週間はかかります。

第2ステップでは、メンバーの意見をもとに労働組合の方針を決めていきます。

第3ステップとして、会社との協議が必要な場合には協議を行います。

第4ステップとして、会社との協議結果をメンバーに説明。

さらに会社との協議が必要な場合は、会社との協議をして、メンバーへの説明を繰り返します。

第5ステップに、メンバーの意見を踏まえて方針を決めます。

第6ステップでは、労働組合の方針をメンバーに説明。

第1から第6ステップを踏んだうえで、決議を行います。

メンバーの合意が必要

私の労働組合では、メンバーが数千人います。

労働組合として意思決定をする際は、メンバーの合意を必要が必要。

メンバーと丁寧なやりとりをしながら物事を進めています。

しかし、価値観が多様化する中ではメンバーの合意を得て何かを決めていくことには困難が伴います。

反対意見の多くに

労働組合の決議では、決議をする人が大切にする要素があります。

それは、

「丁寧に説明され、議論し尽くされているか」

なんです。

それって思いますが

反対する人は

・議論がし尽くされてない
・メンバーの多くが理解してない
・決議までの時間が短すぎる

などの意見をよく言います。

まとめ

メンバーは、社員の感情に寄り添って欲しいと願います。

感情に寄り添うことは大切なんですが、感情論では物事を決めることができません。

私は合理的に進めることを好みますが、合理的に進めすぎるとメンバーの反発が凄まじいんです。

これは、私の経験からですが。

こんなにのんびり決めてたら世の中に置いてかれるのにと思いつつも、メンバーの感情に寄りそい労働組合を運営しております。

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