映画「武士の献立」を見ました。
昔は馬鹿にして見てなかった邦画にはまっております。
時代ものでは、「武士の家計簿」や「超高速!参勤交代」もいい映画でした。
映画の背景がわかるからか、洋画より感情的に入り込みやすいからか、とても楽しいし、学びも深いんです。
労働組合の仕事をしているからか、仕事を楽しむことに興味があるからか、映画を見てるとこの考え方は仕事に活かせるなとばかり考えてしまいます。
仕事に役立つ発見があると、テンションが高くなり、みんなに紹介したくてしたくてたまらなくなります。
今回は自分の仕事がつまらないと感じたときの対処法を学べたので紹介します。
目次
映画「武士の献立」から学ぶ仕事がつまらない時の対処法とは
成果がでないとつまらない
加賀藩の料理方の息子も、料理方の仕事に就きました。
不本意にも、長男が病死したため、しぶしぶ料理方の仕事に就いたんです。
息子は、料理より剣の方が好きなので料理方なんかにはつきたくない。
でも、お家のために仕事をしています。
だから、心の中では料理方の仕事なんてつまらない仕事で、武士がすべき仕事でもないと思いながら仕事をしているんです。
大した仕事でないと思って仕事をしているとその気持ちが仕事に成果に現れるので、仕事でいい成果があがるわけもありません。
成果がでないと上司から叱られます。
叱られると、その仕事がますますつまらなく感じます。
しぶしぶ仕事をしてストレスをため、叱られてさらにストレスをためることに。
仕事が楽しくなりループにはまり、仕事がつまらなくて仕方がない状態に。
成果が出始めると
料理方の息子にも転機がおとずれます。
料理が得意な嫁をもらうことになります。
嫁の努力もあって、料理方の息子も料理の腕を上げていきます。
料理の腕を上げると、上司からも認められ、仕事が楽しくなっていきます。
仕事を好きになるには、上司から褒められることが大切。
褒められるともっと頑張ろうと思い、ますます腕を磨きます。
すると、仕事でよりよい成果を残すことができ、さらに褒められます。
すると、仕事がさらに楽しくなるんです。
これが仕事が楽しくなるループです。
目の前の仕事でとにかく成果を上げるのが、仕事を楽しくするポイント。
目的を知ると
仕事で成果を残しても、心の中ではまだ料理方の仕事は武士の仕事ではないと思っています。
だから、加賀藩の騒動の時には、料理の腕ではなく、自分の剣術を活かそうとします。
しかしこの時、父親から、
「加賀藩をより良くするためには何をすべきか」
「そのために自分ができることは何か」
を問われます。
剣術で血を流すことが本当に藩のためになるのかを考え直し、自分がすべき役割を見つめなおします。
得意な料理で藩を発展させることができると気付いたときに、さらに一皮むけます。
人は自分の仕事の目的に気づくと、目の前の仕事がつまらなく感じなくなるんです。
まとめ
仕事の成果がでなかったら、仕事はつまらない。
仕事の目的もわからなかったら、ますますつまらなくて、仕事をするのが辛くて仕方がなくなります。
仕事を楽しくするには、とにかく目の前の仕事で成果を出すこと。
ちょっとしたことでいいので、上司や周りの人から褒められることが大切です。
褒められると嬉しくなり、もっと頑張て見ようと思います。
なので、とにかく成果を出すこと。
成果が出始めたら、仕事の目的を考えるのも大切なことです。
何のために仕事をしているのかが腑におちると、目的を達成するためにはどうしたらいいかばかり考えるので、仕事がつまらないなんて考えることがなくなります。
この映画から得た気付きで、私が労働組合のトップを続けられている理由を説明することもできました。
労働組合のトップをは、社員から多くの文句や批判にさらされます。
周囲からは、良く投げ出さずに続けるねと言われるくらい、表や裏でいろんなことを言われます。
批判にさらされると気持ちがいいものではありません。
でも、労働組合の役割は社員がやりがいをもって働くためにサポートし続けることという目的があるので、どんなに辛い状況でも仕事に向き合い、前進し続けられます。
会社と交渉したり、戦略を考えたり、社員の前でプレゼンするのが得意だけでなく、自分なりの目的も持っているから仕事がつまらないの感じてないんだなと気付かされた映画でした。
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